オコジョ

犯人は「キツネ」で、テントの入口を食いちぎって食料を食い荒らされた。

お陰で下山が早まってしまった。

他にはお決まりだが、「タヌキ」や「ノウサギ」とかをたまに見る。
どちらも夜行性で神経質だから余り近くで見ることはないが、ウサギは言葉通り「脱兎の如く」は知っていたのを見た。
サブなんかと違って、野生は精悍だ。

十数年前、谷川の裏(北側)にある百名山の巻機山の沢に入ったことがあるが、ここで出遭ったのは珍しい「オコジョ」。
イタチの小さいようなフェレットだっけ、あんな寸胴のようないでたちだが可愛い。
岩陰から頭を出してこちらを見ていたと思ったら直ぐ隠れ、別の岩陰から顔を出す。
神出鬼没とはこのことでどうやって移動しているか分らないが、顔が可愛い。
紅葉の時期だったので夏毛と冬毛が混じった状態だった。
こんな顔。
よく〝熊に遭ったことありますか?〟と、初対面の人でも遠慮なく訊いてくるが、熊はそう簡単に遭える物ではない。